大阪府は18日、府内の児童福祉施設で、10歳代の少年が20歳代の男性職員に性的虐待を十数回受けながら、被害を把握した男性施設長が府に約1か月、報告していなかったと発表した。
府は、虐待の通告を義務付けた児童福祉法に反するとして施設を改善指導し、施設長は引責辞任した。
府によると、貧困や虐待などのため家庭で暮らせない子供たちが暮らす施設。職員は2012年~13年に寝ていた少年の下半身を触っていたという。13年11月に少年が気づいて被害が発覚したが、施設長は事実を把握した後も1か月近く職員を勤務させ、府に虐待の事実を通告しなかった。
施設長は12月に職員を懲戒解雇とした後、府に通告。約1か月間、府に通告しなかった理由について、「周囲に知られたくなかった」と話しているという。
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20140421-OYT8T50235.html?from=ycont_latest
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